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花みち元気通信part2 2021年5月号 「七転び八起き」(稲川)

新学年が始まり、日々嬉しく感じることがあります。

それは、子ども達の「輝く瞳」です。「今日はどんなことをするのだろう?」という好奇心が、瞳から溢れています。それは低年齢化すればするほど顕著に表れ、瞬きを忘れるほど注目してくれる子もいます。

 ルーティンが分かって緊張がほぐれてくると、徐々に話を聞かずに勝手に進めてしまったり、全然違う方を向いたりする子が出てきます。そんな時は空気を変えて注目させるわけですが、反面、そんなに頑張らなくても良いよ、適当で良いよという矛盾した感情も生まれてきます。

それは、常に全力疾走してつまずいて転んだ時、「もうこれ以上頑張れない…」となるより、マイペースで走り、転んでしまった後は火事場の馬鹿力で踏ん張るという方が持続できるからです。この「七転び八起き精神」を養うには、自分自身を認め、普段から素の自分を出せることが大切な気がします。

「大人しくて頑張り屋の良い子」の殻を少しずつ脱いで素顔を見せてもらえるように、一人一人の目線に合わせた対応をしていきます。子ども達の輝く瞳が、希望が、いつまでも続くことを願って…。

稲川 頼子

通信2
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