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花みち元気塾通信2024年4月「新年度 循環することを意識して」

 都内のブランドショップ前を通ると外国人の若者がたくさん行列し、大きな紙袋を持って出てくる。
大都市では駅も新幹線内もたくさんの外国人の旅行者で溢れている。


 あれ?この光景、どこかで見た。
 何十年も前私が海外に出た様子に似ています。私の学生時代はバブルの最終期でした。学生のうちからヨーロッパ各国、アメリカ本土、ハワイなど何十箇所も出掛けました。どこの国に行っても日本人がたくさん。お店には日本語を話せる人もいました。円高のため、海外に行くと何でも安く感じられ、フランスのブランドショップで何枚もスカーフを買い、お店の人のひんしゅくをかっていることを感じました。イタリアではジプシーに友達がお財布を取られイタリアのパトカーに乗ったり、バチカン市国にミニスカートをはいて行って入場を拒まれたりもありました。メキシコでは遺跡巡りに寄ったお土産屋さんから出て来ると物乞いする何十本の手がフエンスから出ていてビクッとしたこともありました。私の父親は飛行機に乗ることを嫌がっていたので、スペインのレストランから日本にいるかのように「元気だよ」と電話したこともあります。

良い子ではなかった私ですが、時効ということで。机上の学習以上に世の中を知ることのメリットはありました。そしてこの時のエネルギーは今に引き継いでいることは間違いないと思います。私の友達も型にはまらない強者達です。各国での経験を子ども達に話すとうつむいていた子も顔を上げて聴いてくれ、授業の合間の気分転換には役立っています。子ども達には将来日本だけに留まらず世界にでて欲しい気持ちもあります。
 
 今、時代は変わり、日本はかつて私が訪れたヨーロッパなどと同じ現象になっているように感じます。コロナの時期を経て時代はさらに変化したと痛感します。格差が開き、株価は上昇するが、物価も上がり実像はわからず。生活が大変な若者、家庭も少なくないようにも見えます。
 この状況下で大切なのは「循環」することではないかと思います。力ある子を育て、その子達が困っている人々を救って希望ある世の中にすることが不可欠です。皆が皆平均した力を持つという世の中ではなくなってきているのです。


 補助金や助成金など公の資金に頼り使い過ぎることは益々これから育つ子ども達の借金になっていきます。仕事を生み出し、得た資金を困っている人、必要なところに循環させること。
 教育も資金も「循環」させていく取り組みが今後は考えられていくべきではないか。私には私ができることしかできませんが、今年度は「循環」をキーワードに進めていきたいと思います。それが未来を創る子ども達の力になると信じて進みます。  
 目の前にいる子の「今」を見て一人ひとりを真剣に考えることを軸に今年度も講師一同取り組みます。
 今年度もどうぞよろしくお願いいたします。