日中はまだ暑さも残りますが、朝晩大分涼しくなってきました。
10月も半ばになると12月から始まる中学入試、1月から始まる高校入試が次第に現実味を帯びて来ます。
これに合わせて、入試に向けた取り組みを始めています。過去問演習、面接特訓、模試など必要と思うことは何でもしてみようと思います。
そして最後の最後、進学するところまで一緒に伴走することも心に決めています。
補習のクラスもありますが、入試や就職試験をせずに先に進むことは今の世の中では無いに等しいと思っています。
いずれ誰しも試験という道を通ることになるでしょう。結果は合格が嬉しいのはもちろんですが、人生として考えた時、何が良かったかという人生の結果はその時点ではわからないのです。
どこに進むかではなく、試験を通してどう成長するかを一番の中心に考えていきたいと思っています。そのためには人からやらされたり、否定され続けたりされながらの学習はその後に結びつきません。
自分の目標のために多少無理してでも乗り越えるくらいの力を持って欲しいと思います。自分の課題をどう克服するかの試行錯誤と、失敗しても自分で立ち上がる経験が大切だと考えています。
小学生低学年までは生活のリズムと漢字や計算などの基本的な学力を、高学年以降は自分で考え困難に耐えそれを乗り越える気迫を持って学習する姿が私の目指すところです。
親の力ではどうにもならない時は他人の力が不可欠ですが、そうした役割も持ちたいという気持ちで子どもたちには接しています。ですから私が褒めようと叱ろうと笑おうと泣こうと、どんなことも全ては同じことだと思っています。それを見て子ども達は自分の頭で考えるまでだと思います。
一言で言えば
「信じられる人と本気で向き合うことが本物を生む」ということです。
学習は自分との戦いと言いながら、試験は人との比較であるのは間違いないので辛い経験もあります。
しかし、長い目で見ると最終的に必要なのは「人としての魅力」です。この人と一緒に勉強したい、この人と一緒に働きたい、この人とともに過ごしたい、こう思ってもらえることにかかっていると思います。
自ら頑張る学習は人としての深さと厚みを出すことができ、それはその人にしかない強さと魅力になります。
今週末から始まる面接特訓。
最初の一言は、
「その学校の先生にこの子に来て欲しい、
一緒に学びたい。
そう思ってもらおうよ!」
に決めています。