本年度の夏期講習は終了いたしました。
作文講習2023講習後の子どもたちの作品を一部紹介いたします。
1-3年生「作文講習」
「ぷにぷにと、びしゃー」
きょうぼくは、にのみやのはなまるでみずでっぽうと、かみねんどをやりました。みずでっぽうでは、まとががっしゃんとおちて、びっくりしました。みずがばしゃーーーーーーっとでました。かみねんどが、ねばねばでした。おもしろすぎてしんぞうがじゃーーーーんととびでそうになりました。(1年 男児)
「おととねんどをはっぴょうしたよ」
ぼくはさくぶんきょうしつで、ぎおんごとぎたいごをならいました。たとえばぎたいごは、「ごろごろ」しました。ぎおんごは「かちかち」きこえました。あとねんどをしました。ねばねばしました。きもちよかったです。たまごとピザをつくりました。きれいにつくれました。
さくぶんきょうしつはたのしかった。またやりたいです。(1年 男児)
4-6年生「小説講習」
「透明人間」
ある男が、飲むと透明になる薬を開発した。その男は、さっそくその薬を飲んでみたが、大切なことを忘れていた。そう、元にもどるための薬を開発していなかったのである。その男はさっそくその薬を開発しようとしたが、すがたが見えなくなってしまったので、研究所はとりこわしとなり、はかいされてしまう。そして、その男は居場所がなくなってしまった。すがたが見えないので、ごうとうするにはむいていたが、やはりさみしかった。
ある日道をあるいていたとき、車が来た。よく見ると信号は赤になっていた。「このままじゃ車は止まらずにオレは…ひ…か……」……男は、目をさました。「なんだ…夢か…」男はベッドから体を起こし、朝食を食べ、薬を飲んだ。そのとき違和感を感じた。ビンを見ると「透明薬」と書いてある。男はさけんだ。「夢よ、さめてくれ!」男のすがたは消えた。(5年 男児)
「夏の出来事」
よく晴れた夏のある日、私はおばあちゃんの家に行って、近所の友だちと遊ぶことになった。おばあちゃんの家に行くと、しいんと静まりかえってセミの声だけがひびいていた。それに、友だちは急なようじで、家に帰ってしまって、さらに家は静まりかえった。
夜、友だちと約束していた近所のお祭りへ行くことになった。友だちといっしょにお祭りを楽しんでいるうちに、もう夜の九時になってしまった。「そろそろ家に帰ろう」と、むちゅうになっている私に、友だちが声をかけてくれた。帰り道、私がだまって道を歩いていると、友だちは、「だいじょうぶ?」と声をかけてくれたのにもかかわらず、私は、むししてしまった。
次の日、友だちと私は近所のたんけんをしに行った。ところが大の虫ぎらいの私には、少し不安だった。そして、とちゅうで友だちの家によってながしそうめんをしたり、かきごおりを食べたりした。
夕がたになりおばあちゃんの家に帰って、夕ごはんのしたくをした。それからのこと、おばあちゃんは私と友だちをよび出してきた。「今日は花火大会があって、それに参加してほしい」といっていた。もう、ねる準備をしていたのによび出されて、しょうがなく花火大会に行った。
朝になって友だちと私は近くを散歩しに行った。朝の散歩は気持ちが良くて一日がとても短く感じた。
夕がた、友だちと遊んでいると私は急にねむくなり、ねてしまった。それが、次の日まで起きることはなかった。
友だちがおばあちゃんの家に泊まる最後の一日、私は友だちに最高の一日をおくりたかったけど、思いどおりにはなかなかいかないと思い、楽しむだけでも夏休みの思い出になるかなと思いこんでしまっっていた。
最後の一時間、私の家は少しはなれた地方にあるため帰るのに時間がかかる。
ついにむかえの車が来て、友だちとおばあちゃんに別れを告げた……(5年 女児)