花みち元気塾通信 2021年9月号「夢中になる経験を大切に 」

花みち元気塾通信

 私は昔から何かに凝るとハマってしまう傾向にあります。
アニメ、アイドル、ブランド物、ドラマ、一貫性はなく、いつどうしてハマるのかわかりません。人に影響されることもあまりありません。

 韓流やお笑いなどは全く興味はなかったけれど、気に入ったドラマに昼間でもぼーっと考えるくらいツボに入ったこともあります。勉強で頑張ったのは希望する学校に入ったら楽しそうなどと思ったタイプでもあります。

 最近では生食パンです。買いに行けるところはほぼ食べました。食べているうち、材料に何が入っているかも何となくわかってきて、自分の好みも出てきました。ここのパンはこのバターが合うとか、ここのはとろけるチーズが合うなども。今の希望はパン焼き器を買って自分の好みのパンを作ることです。

 私を含めて大人になると子ども達に勉強を身に付けさせることに夢中になりがちですが、そもそも興味がないところにやらせても身につくどころか嫌いになるのではないかと思います。大人が子どもに勉強をさせることにハマっているだけかもしれません。

 そうであるなら子どもの興味あることが何かを知り、それを伸ばすために何をしたら良いか考えることに夢中になることが長い目で見れば必要はないかと自分の経験を振り返って感じます。

 私の末の子どもは幼稚園の時、オセロゲームにはまり、私も負かされるようになりました。そのうち都内で開かれるオセロゲーム大会にエントリーして、小学生の中で戦った覚えがあります。勝ち抜いたのですが、一勝足りなくて全国大会には行けませんでした。が、そういった経験が今の学習につながっているようにも思います。

 今コロナで定期テストが自宅受験になってしまったのですが、前の日にせっかく勉強したのだからと何もない部屋にこもって試験を受ける準備をしていて思わず笑ってしまいました。今の私は結果がどうであれ全く気にならなくなっています。そういった姿勢があれば何とかなるかなと思うからです。いえ、何とかならなくてもいいとも。

 幼い頃は勉強もゲーム性を持って「よしOK」「やった!できたー」という気持ちで取り組むことがまず大切だと思います。勉強が楽しい記憶として刻まれ、それをルーティンにできたらまずは準備OK。これから来る難しさの壁に体当たりして、ダメならもう一度、何回でも繰り返す、できたら「クリア」と進んでいって欲しいというのが私の希望です。

 表面だけの学習ではなく、心の奥から湧き上がる学習を身につけてもらいたいと、そこまでなかなかいかなかった私が言うのはおこがましいのではありますが、イメージはいつもあるし、子どもを見るとどのような感じでいるのか何となくわかる気もします。

 大人は子どもに興味関心あれば喜びましょう!ゲームだってYouTubeだっていいのではないでしょうか。そこから私たちを超える何かが生まれるかもしれない!

 私は今子ども達とクジ引きすることにも凝っています。頑張ったあとクジを引いたワクワク感が学習を頑張った気持ちのスパイスになればいいなと思うからです。

藤井 道子