10月になりました。今年もあと３か月。
今年はよくわからないうちに月日が過ぎた感じがします。
来年度の生徒募集の説明会の準備を始めています。
私が子ども達を受け入れている意味は何だろう？
毎年考えることです。
どのコースにも共通する目的は
「子ども達の心が輝くこと、心からの本物の笑顔を引き出すこと。」です。
本来塾には行かなくてもいいものです。
学力を上げるためのスパルタ塾で膨大な宿題をがんばれる子もそれはすばらしいと思います。
ですが、心の中がすさむことなく、
それでいて将来まで活かせる真の学力、それは生き方に繋がって欲しいと思いますが、
それを目指していくのであれば是非いらしてもらいたいと考えています。
学校だけでは不安なのでもうひとつの居場所としての学ぶ場所が欲しい、
人との競争ではなく、自分自身の頑張りで学力をつけたい、
宿題をこなすだけの毎日ではなく、わからないところをわかるようにしながら自分のペースで学びたい、
少し元気がない、仲間と一緒に前向きに学びたい、
このような気持ちの子ども達を学力の有無に関わらずすべて受け入れたいと思うのです。
それには講師と子ども達との信頼関係、保護者の方々の理解とご協力、
これらも不可欠です。
そして私達が目指す目標、
それは、
子ども達が受動的ではなく主体的に今何をすべきかを自らの頭と心で考えて
一歩を踏み出すことです。
自分がいかにしていけば幸せに生きられるかを模索することでもあるはずです。
借り物ではない、こうしたいという心の奥からでてくる思い、
必ずどの子も持つことができる、
そう信じて私は接していきたいと思います。
今日も教室には子ども達、生徒達の声が響きます。
「先生、こんなの作ったの。見てー！」
「今日ね、学校の帰りバッタ捕まえたよ！」
「数検合格しましたー。」
「このページやりたいのでコピーしてください。」
笑顔で私の周りに集まるみんな。
時折気持ちが落ち込んでいる時もあるよね、
そんな時は話を聴くよ。
私が子ども達に返せるのは私の心からの愛情です。