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花みち元気塾通信 2018年1月号 「年頭に思うこと」

 私は枠にとらわれず新しいことを試してみることが大好きです。

未来を予想しながら、自分で考えて創ってみるのがとても楽しいからです。

そのことで子ども達や生徒達が楽しんでいたり張り切って学習したりする様子を見るとその楽しさは倍増します。

ずっと前、花まるの教室長をしていた時は教室も今よりずっと狭く、その中で四字熟語は行進しながらしていました。またその日の内容が早く終わった時は全員で公園に行って遊び、終わる時間が近づくと皆で手をつないで走って教室に戻りました。今はいろいろな問題がありそれほど自由にはできませんが子ども達のいきいきした表情は日常をほんの少し変えるだけでも充分引出せるように思います。

幼稚園正課も始めてから3年目になります。大体の形が出来てきました。その上で、その園、その時々の園児達によりよく合致するよう試行錯誤しながら変えていきたいと思います。

中学生は開講から10年になります。スパルタな塾に疑問を持つ生徒、競争でなく自ら学びたい生徒、その生徒自身の成長を願う保護者のための塾を目標に進んで来ました。4月からより手厚いスタイルにしていきたいと考えています。そして、この考えに同調してくれる力のある講師がたくさん集まってくれています。先日も「ここのスタイルが本来の学びの形だと思う。」とある講師から言われました。本当の学習は高校生以降の大学入試に向けても伸び続けるものだと思うし、単に学歴だけでなく将来の目標に向かって全力で学べる強さを持つことが中学時代に身につけることだと思います。そのために更に本質を見据えた方向へ進んで行きたいと思います。

この冬の冬期講習は昼食をこちらで用意してみました。年末年始で保護者の方々は忙しいと思いましたし、お弁当持参だとそれぞれが自分の席に座ったまま食べて終わりになってしまうので、講師を含めて全員が一緒に輪になって時間を共有したかったのです。学習の時とは違い、準備や片付け等、気を利かせてくれる生徒もいました。皆でトレーニングやサッカーで発散した後は、学習の集中力が増すのかかなり静かで、私の「うるさい!」といった大声は例年より少なかったように思います。それにしても子ども達の食欲は驚くほどで、保護者の方からの差し入れなど、昼食の後に用意したお菓子や果物もあっという間になくなり、見ていて気持ちいいものでした。生徒達の際限ない生きるエネルギー。このエネルギーは将来社会の中で発揮していくために持っているものと信じています。年末の新聞に引きこもりが年を重ねて若者から高齢者までどれほどいるかわからないという記事を読みました。そうなってからでは遅いのです。子どものうちからエネルギーを外に出せるよう成長していくことの重要性を感じた今年の始めでした。 

冬休みのクリスマスコンサート、書き初め大会に参加してくださった皆様ありがとうございました。1月26日に公立小で配布される常陽小学生新聞に書き初め大会の記事が載ります。また2月4日、18日に小6対象の新中1体験授業を行います。お知り合いなど是非ご紹介下さい。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

花みち元気塾 藤井 道子