夏休みが終わり、日常が戻ってきました。各講習に多数ご参加頂き感謝いたします。ありがとうございました。
今年の夏もいろいろな体験型講習を実施しました。
魚、イカの解剖、ヨウ素反応、コルク回転装置、食塩で浮くか、小説作成、地図探索、100円持ってお買い物、周辺観察、ドミノ倒し、風鈴つくり、お菓子すくいなど。夏休み前までの復習や模試も行いながらなので大忙しの毎日でした。
魚とイカの解剖では、水晶体を取り出した子ども達が家に持って帰ってママに見せたいというので紙コップに入れて持ち帰りました。解剖後は焼いた魚と新潟から取り寄せたお米を炊いて、ご飯とふりかけで試食しました。私は喉に骨が引っかかるのが怖いので魚の身を取り出しました。その結果一人にほんの少しになってしまいましたが、みんなおいしいおいしいと一生懸命食べてくれて可愛いの一言です。
コルクの実験では家でも試し、よく回転した様子を動画で送ってくれた方々もいて私も今後の新たな学びになりました。
実はこれらの実験は私が自分の子どもの夏休みの宿題として試したものが主です。最初は子どもにさせようと思って一緒に取り組みましたが、結局最後は私が中心になってしまいました。何か変だとは思いながらも、いろいろなことを試したことは記憶に残るのではないかと思って行いました。
今回の講習ではどの子も関心あることになると途端表情が変わってイキイキとなり、
「何したら良いですか?」
と聞く子はいませんでした。自ら動いていました。私はどんなことも危険ない最低限のルールを伝えるだけであとは自由に好きなようにしてもらっています。
そして、もう少し続けたいと思うところで終了。もっとしたかった気持ちが印象に残り、また次への興味関心への動きにつながると思っています。
夏休み明け、たくさんの経験を経た子ども達がそれらを生かして意欲が膨らんでいきますように。
「〇〇しなさい。」
「〇〇したらダメ。」
といった指図や否定される生活になりませんように。
成績が気になる方もいらっしゃるでしょう。ですが成績はすぐには上がりません。とにかく基礎を大切に学習を持続することです。
小学校、中学校の内容とも以前より難しく範囲も多くなっていることは確かです。保護者の方々の時代とは違ってきています。
意欲的な行動ができたら成長したと喜んで。今の世の中、成績と生きていく力はイコールではないことは誰もが感じていることです。
これからの未来を創る子ども達を大人皆で見守っていきましょう。
どの子も長く続く道を進んで行けばいつか大きく広がる海が見えると信じていきたいと思います。