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2018年2月号「批判と理解」

花みち元気塾通信

 書店に行って本の題名を見ると「学習法」「子どもの育て方」「学校教育」など教育についての題名についつい目がいきます。最近の内容で気になるのは、「今までの学習は間違っている」、「あなたの子育ては子どものためになっていない」、「学校教育は良くない」といった、表紙に否定した内容が書かれていることが多いことです。私も気になって手にとって中を見てしまいます。

 そういったことは普段生活していても感じます。例えば、街中を歩いていても子どもに向かって「そんなことしていると◯◯になってしまうよ。」「言われたようにできないなら◯◯にするよ。」といった言葉かけです。このような言葉も悪いことが起きることを前提にした言葉に聞こえます。これは、雑誌などに見られるように全体的に批判することが増えて来ている世の中の影響もあるのかもしれません。本の表紙の言葉は見る側に、言葉は掛けられた側に、弱点に入り込んでくる印象を感じてしまうのは私だけでしょうか?

 批判的なことを言うのは簡単ですが、それを思ったようにするのは非常に難しいことです。そうなってしまったのには、それまでの流れがあってきたわけで、すぐに思ったように変えることは時間も必要です。

 歴史的にみても、何もかもすべてがうまくいった教育は今までないでしょう。この何十年かでも、偏差値重視からその後ゆとりに、最近ではまた学習を強化するといったように変わっています。その時代時代で問題が生じて変わっているのだと思います。それでもどの時代でもそこで子育てする親も、教育する側もその時々の教育に合わせて常に熱心に頑張って取り組んで来たはずです。

 私はたとえどのような教育の世の中になっても、一貫した考えを持ちながら、本当に今これで良いか試行錯誤しながら子どもに接していくことが大切だと思います。またそれぞれの子どもにより違う周囲の取り巻いている環境や状態も考えながら子どもを見ていくことを常に心がけていくべきなのではないではないかと考えます。そう考えていくと、単に批判することだけではなく、変えたいと思った方向に進むには今自分は何ができるかを考えて行動することも大切なように思います。批判、追及することも必要ですが、理解、協力、融和などの気持ちも持っていきたいです。私もともすると自分の考えを優先させてしまいがちですが、多様な考えがあるからこそ、世の中は廻っているということを忘れずに常に聞く耳を持っていけたらと思います。

 3月より「花みち相談室」を定期的に開催していきます。参加者の人数に関わらず開催します。どうぞ皆さまの日頃のお考えもお聞かせ下さい。スローガンは、保護者風クラブ「きっと大丈夫。我が子が歩む将来の道」です。是非ご参加になり、皆さまの日頃の思いを批判ではなく寄り添う気持ちでお互いに分かち合いましょう。

花みち元気塾 藤井 道子