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花みち元気塾ブログ 中学受験星コース 2019年04月09日号

授業担当です。いよいよ9日から、本格的な指導がスタートしました。
ご送迎やご家庭でのサポートでご迷惑をおかけすることも多いかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。また、何かご不明な点がございましたら藤井までご連絡下さい。

さて、私が今どのようなことを考えたり、注意しながら授業を行なっているかシェアさせてください。
今現在は算数や国語の内容よりも、以下の6つを大切にしています。たとえ今、算数や国語の理解度や宿題の出来が不十分であっても、この6つが少しでも改善されたあとには必ず学力は向上しますので、どうか長期的な目で温かくお子様を見守ってください。

①「話を聞く」
現時点では、ほとんどのお子さんが人の話をまともに聞けません。おそらく学校の授業も、先生の説明を上手に聞くことができていないと思います。ただ、それは能力の問題ではなく、今まで正しくトレーニングしてこなかっただけです。先生や他のお子さんの話をしっかり聞いてその内容を理解する、そのためのトレーニングを国語の授業でも算数の授業でも行っています。
例えば、私が「人差し指を立てたら、すぐに聞く姿勢をとる」ことを習慣づけしています。度が過ぎるときは注意することもありますが、事前にこのルールを明確にしているおかげで、大抵の場合は私が何も言わずとも、まだ2回目の授業ではありますが、皆さんすぐに聞く姿勢をとってくれるようになりました。今後さらに改善されると思います。

②「集中力の持続」
もともと授業は「60分国語→15分休憩→60分算数」で進みますが、現時点でのお子さんたちの集中の持続時間(平均15分程度です。中高生でも最初はそんなものです。)を考慮して、かなり変則的に授業をしています。具体的には、休憩をこまめにとったり、多様な授業内容(例えば音読も、2人1組のペアで取り組んだり、クラス全体で読んだりしています。)を取り入れたり、オンオフ(みんなでワイワイ取り組む時間もあれば、1人で黙々と問題を解くこともあります)を明確にしたりしています。
勉強が好きになって没頭できる、それが最終的な目標なのかもしれませんが、その実現にはまだまだ時間を要します。今しばらくは、少しずつ少しずつ集中した状態を継続できるよう工夫するつもりです。こちらも2回目にしてすでに効果が出ています。

③「×の捉え方を変える」
×(間違い)にネガティブなイメージを持つお子さんが多いです。しかし、そもそも勉強が、分からないことを分かるように、できないことをできるようにすることを目的としているので、極端に言えば、×がなければ勉強する必要もないわけです。初回の授業(ガイダンス)で皆さんにお伝えしたことの1つが、「『×』がいっぱい=神様仏様に感謝!まだわたしは賢くなっていいんですか!」ですが、これは×に対して少しでもポジティブなイメージを持つことを伝えたかったためです。授業でも、「分からないときはどうどうと『分かりません!』と言おう」と伝え続けます(何人かは満面の笑みで「分かりません!」と言えるようになってきました)ので、どうかご家庭でも、分からない・できないことに対してネガティブな発言はされませんようお願い致します。

④「自己肯定力の強化」
「きみたちは天才だ。」先のガイダンスで真っ先にお伝えしたことですが、皆さんの表情を見るに、自分に自信を持てないお子さんが多そうです。私の指導方針では、できないのは能力の欠如ではなく、過去の積み重ねがないか勉強のしかたがマズイだけだということを徹底します。昨日も、実力で解いた問題が正解していたお子さんが、「合ってた…奇跡だ」とつぶやいたことに注意して、「合った…これが実力だ」に訂正してもらいました。このように、1つ1つの言動を前向きに変えることが、自己肯定力を強化する第一歩です。自信の有無は学力に大きく関係しますので、逆に自信を失わないよう細心の注意を払って指導していきます。

⑤「脱依存」
これも今の教育制度上、致し方のないことですが、勉強は「教わる」ものだという意識が根強いです。例えば、未知の問題に出くわしたとき、多くのお子さんは「まだ教わってないからできません」と言います。しかし、社会に出れば、むしろ未知の問題や答えのない問題の方が多いことを考えると、主体的に「学ぶ」ことがいかに重要かが分かります。現時点ではまだ厳しいですが、次第に「まずは自分で考えてみる」練習を取り入れていく予定です。
他にも、主体的な学びを促進するため、早くにノルマを終えたお子さんが他のお子さんにヒントを出す「教え合い」を行なっています。誰かに教えることの難しさ、絶妙なヒントを出すことの難しさを感じながら、少しずつ主体的な学びを実践してほしいです。

⑥「正しいノートづくり」
上記5つからすると些細なことではありますが、適切な学びには正しいノートづくりも欠かせません。ここでいう「正しい」とは、丁寧さや美しさ(これらも大事ですが)を指すのではなく、「自分で検証ができる」ことを言います。簡単にいえば、自分の計算過程をたどってどこに誤りがあるのか自分で見つけ出すことができるノートを目指します。先日、簡単なお手本を皆さんにお配りしたので、まずはその通りにノートづくりができるよう指導していく予定です。

長々と書いてしまいましたが、ここで私の考えをきちんとシェアすることがとても重要だと思いますので、1つずつ丁寧に説明させて頂きました。

次回以降は、各教科についての方針を具体的にお知らせしたいと思います。
以下、現状の宿題についても簡単にご説明させて頂きます。

〇宿題について
国語…今現在、音読の宿題しか出していません。文章内の分からない言葉の意味を調べたり親御さんに聞くことを推奨してはいますが、それも強制していません。意味が分からずとも、まずはスラスラと音読できるようになることが今一番大事ですので、時間があればぜひお子様の音読を聞いて、正しく読めているかチェックしてあげてください。
また、意味調べをされる場合、お子様によっては辞書を調べる心理的なハードルがかなり高いので、もし意味を聞かれたらどんどん教えてあげてください。なかには説明が難しい言葉を質問されることもありますが、その際はお子様と一緒に辞書で調べるのが効果的です。お時間があればぜひご協力ください。

算数…今回の宿題は、もしかするとまだ独力でできないかもしれません。お子様から質問されたら、どんどん教えて下さって問題ありません。お子様には、どうしても分からない問題があれば、飛ばしてもOKと指示を出しておりますので、無理やり全部やらせる必要はありません。宿題の理解度はこちらでチェックし、適宜指導しますのでどうぞご安心ください。